皆様の健康なお口と健康なお体のために役立つヒントを集めたコーナーです
豆知識、体操、料理レシピなどなど お届けいたします M.Y
夏になると急にムシバになって来院する患者さんが増えますよく聞くと熱中症予防のためスポーツドリンクを夜飲んでそのまま寝てしまったとか
そこで今回はスポーツドリンクについて書かれた岡崎好秀先生の話を抜粋してご紹介いたします
ペットボトルのスポーツドリンク(500ml)には約30g(スティックシュガー10本分)の砂糖など(注1)が含まれ、又pHも2.2~5.5と低いので歯が溶かされます(注2)スポーツドリンクに抜いた歯をつけておく実験をすると1週間後には歯の表面のエナメル質が溶かされて白くなっています。
イオン飲料には経口補水液とスポーツドリンクがありますが、両者は混同されがちです。経口補水液は“飲む点滴”とも呼ばれ水分、電解質、ブドウ糖が速やかに吸収されるよう調整されています。商品名としては“オーエスワン”“アクアライト”“アクアソリタ“などです。しかしこの商品はふつうの状態ではおいしく感じないのですが、脱水で身体が欲していればおいしく感じます。すなわちおいしく感じれば脱水の疑いがあると考えます。
しかしこれでは一般消費者には売れないので、スポーツドリンクには砂糖など(6%)が加えられています。ナトリウムなどは経口補水液の1/3です。これではあまり役に立ちませんし、砂糖が多いとかえって吸収が悪くなります。実際、スポーツドリンクの小腸での吸収を調べると、経口補水液の1/3、さらには蒸留水の約半分しか吸収されていません。スポーツドリンクは清涼飲料水の一つと考えたほうが無難です。
暑い季節、激しい運動や大汗をかいた時はまず水分と電解質が必要です。昔から体調を崩すと“重湯に塩”“重湯に梅干し”の組み合わせで電解質を補給していました。これは昔からの生きた智恵だったのです
簡単でお得な経口補水液の作り方 1.水の入ったペットボトル(500ml)を用意 2.食塩(1.5g)小さじ1/5です 3.ブドウ糖10g(5gのスティックを2本) 4.レモン、グレープフルーツのしぼり汁少々 これを混ぜるだけ 5.酸性に傾くため重層1gをまぜてもよい(豊田裕章先生による) ★ぺットボトルの麦茶に中程度の梅干し(7g)でもばっちりです。 |
注1:最近では、砂糖の一部をブドウ糖・果糖液糖に変更している。メーカーによって糖質の種類や量も異なる
注2参考:歯はpH5.5以下の酸で溶かされる。コーラpH2.2,乳酸飲料やサイダーpH3.4、リンゴジュースpH3.6など清涼飲料水のpHは低い。一方緑茶pH6.2、牛乳pH6.8で歯は溶かされない
歯科衛生だより34号 “スポーツドリンクを考える”岡崎好秀先生より抜粋
この体操はみらいクリニック院長 今井一彰先生考案の体操です。
あいうべ体操はお口の体操ですが、免疫力を高めて病気を治し、虫歯や歯周病からお口を守ります。口呼吸から鼻呼吸にするのを目的とし、舌筋、表情筋を鍛えるので、小顔になり、口臭、口の渇きに効果があり、インフルエンザ、風邪も予防します。
では実際やってみましょう
はじめは疲れたり筋肉痛が出たりします。口をあけるとあごが痛む場合は「い~」と「う~」のみを繰り返してもOkです。お風呂場でするのがお勧めです。慣れてくると100回以上出来るようになります。是非やって見ましょう
加藤和子院長の元気の素は酵素玄米です。
30年以上食べ続けた酵素玄米のおかげで今も生き生きと歯科診療を続けています。
玄米に小豆と少量の塩を入れ、専用の圧力釜で炊くと酵素たっぷりの玄米となります。硬いという玄米のイメージと違って、もちもちと美味しくいくらでも食べられます。
炊いて3日経つと酵素が炊いたときの100倍になり、玄米の色も濃くなって食べごろになります。専用のジャーに入れて置くのでいつでもほかほか、腐りません。
炊き方にコツがありますので、年に3回くらい本部の新井先生による炊き方の講習会があります。京成線海神駅近くの海神公民館で行われ、加藤歯科はそのお世話役をしています。
講習会では炊き方の説明、実演、そして試食があります。会費は800円
興味のある方でしたら、どなたでも歓迎します。日程は決まり次第ホームページに載せます。まずはお電話で予約してください
電話 047-431-2691 加藤歯科医院 担当 四方(よも)